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ビタミンC誘導体でくすみを解消!?くすみの原因も解説【医師監修】

【この記事の監修者】

渕上 淳太

医療法人社団奉志会 ミセルクリニック大阪梅田院 院長

大学病院などで、形成外科、皮膚科診療に11年間従事。手術を得意とし、患者様が幸福になるような、美 容医療を目指す。

※監修者はこの記事の広告には携わっておらず、掲載商品や特定商品への保証や購入等を推薦するものではありません。

ビタミンC誘導体とは?

洗顔する女性

「最近、肌の調子が良くないけど原因がわからない」

「いろんな化粧品を試しているけどいまいち効果が出ない」

「しつこいくすみやシミができていて困っている」

もしかしたらその悩み、ビタミンCの不足が原因かもしれません。

ここではそんな悩みをお持ちの方々に、ビタミンCを化粧品用に改良したビタミンC誘導体がおすすめです。

今回は、以下を中心に解説していきます。

・ビタミンC誘導体の効果
・ビタミンC誘導体の種類
・ビタミンC誘導体の選び方

ビタミンC誘導体がなぜくすみにおすすめなの?

肌に悩む女性

ビタミンC誘導体には肌に沈着したメラニン色素に働きかけて、シミを予防する働きがあります。

メラニンの生成抑制や排出促進をするためくすみにはおすすめと言えます。

渕上 淳太

医療法人社団奉志会 ミセルクリニック大阪梅田院 院長

大学病院などで、形成外科、皮膚科診療に11年間従事。手術を得意とし、患者様が幸福になるような、美 容医療を目指す。

くすみの原因は、血行不良による肌の赤みの低下や、広範囲のメラニン沈着、皮膚の弾力低下、角質の肥厚などです。

ビタミンC誘導体は、メラニン産生抑制によるメラニン沈着の改善、またコラーゲンの合成促進作用による皮膚の弾力改善によって、くすみを改善する効果があると考えられます。

くすみに関しては、複合的な要素がありますので、他の美白剤(ハイドロキノン等)の使用やレーザー治療の併用が有効な場合が多いです。

ビタミンC誘導体の効果

ビタミンC誘導体には以下のような効果があります。

・メラニン色素の合成を抑制する
・メラニン色素の排出促進をする

ビタミンC誘導体とは、本来なら熱に弱く、肌への浸透に弱いビタミンCを改良したものです。

ビタミンCはニキビ、美白など美容にも効果のある栄養素で、私たちが普段食べるものにも含まれています。

ビタミンC誘導体はビタミンCを体内からではなく直接肌に取り込むことでさらに大きな美容効果を期待されて開発されたものです。

ビタミンC誘導体の種類

ビタミンC誘導体は水と油への親和性から以下の3種類に大きく大別されます。

水溶性ビタミンC誘導体

・肌に馴染みやすい

といった特徴があり、水になじむ特性があります。

基本的には化粧水はほとんどが水でできているので、こちらか両性のものを選ぶことになります。

油溶性ビタミンC誘導体

肌への刺激が少ない

こちらは油になじむ特性があります。

主に油分の多い乳液、クリームに配合されることが多いです。

両性ビタミンC誘導体

・肌への刺激が少ない
・肌に馴染みやすい

といった特徴があり、別名APPS(アプレシエ)とも呼ばれます。

水溶性と油溶性両方の特徴を兼ね備えていますが、その分価格が高くなってしまっています。

なので選び方としては、価格を見たうえで、自分の肌質にあったものを選ぶことをおすすめします。

代表的な成分

ビタミンC誘導体が配合されている化粧品でも、実際にはビタミンC誘導体配合とは書かれていないケースが多いです。

基本的には、以下の成分で表示されていることが多いです。

代表的なのは以下の成分です。

リン酸アスコビルナトリウム

ビタミンC誘導体化粧水に1~3%程度で配合されていることが多いです。

美肌にはかかせないコラーゲンの生成も促進する代表的な水分との相性が良いビタミンC誘導体です。

リン酸アスコビルマグネシウム

リン酸アスコビルナトリウムとの違いはあまり大きくありません。

ともに汎用性の高い優れた水との親和性の高いビタミンC誘導体です。

ビタミンCエチル

ビタミンCエチルは新しいタイプのビタミンC誘導体です。

持続性や安定性に優れた成分です。

パルミチン酸アスコルビルリン酸3ナトリウム(APPS)

水と油どちらにも親和性のある新型のビタミンC誘導体として注目されています。

しかしAPPSは他のビタミンC誘導体よりも高額であるケースがほとんどです。

なのでAPPSを配合した化粧品は他のビタミンC誘導体が配合された製品に比べてまだ数が少ないのが現状です。

ここまでで代表的な成分を紹介してきましたが、用途に合わせて自分の目的に一番あった成分を選んでください。

ビタミンC誘導体はこんな方におすすめ

では、そんなビタミンC誘導体の配合されたは化粧品はどんな方に使用が適しているのでしょうか。

・暗めの肌に悩んでいる方
・ガサついた肌に悩んでいて、ハリやツヤを増やしたいと考える方
・ニキビの予防法を探している方

上記に一つでも当てはまる方がいれば、もれなく使用をおすすめします。

ビタミンC誘導体配合の乳液は、そんなあなたの助け舟として大いに役立ちます。

くすみに効くビタミンC誘導体の化粧品の選び方

ここではくすみを予防するビタミンC誘導体の選び方を紹介します。

一緒に配合されている成分で選ぶ

一緒に配合されている成分で選びましょう。

シミ・そばかすを防いで保湿が目的

・ヒアルロン酸
・トレハロース

といった保湿成分が配合されているものを選ぶと良いでしょう。

敏感肌、乾燥肌で肌の荒れやすい方

・トラネキサム酸
カモミラET

といった成分は敏感肌、乾燥肌のかたにも比較的利用しやすい成分です。

ビタミンC誘導体の濃度で選ぶ

一般的な市販のビタミンC誘導体化粧水の濃度は1~2%程度です。

一方、皮膚科などで処方されるものの中には濃度が5%が超えるものもあります。

あまり濃度の高いものは肌への刺激が強いため、使用には注意が必要です。

ビタミンC誘導体の化粧品でのくすみ対策と使い方

肌質を気にする女性

ここでは、くすみ対策のためのビタミンC誘導体の使い方を説明します。

具体的な使用方法

洗顔後は最も肌が乾燥しやすいので、早めに化粧水を塗ってください。目元・口元も忘れずに

①手に化粧水をとって、それを顔全体を覆うように優しく手で肌に触れてください。
②そのまま手の平でゆっくり押さえるように伸ばしていきます。
③乾燥しやすい部分にはもう一度化粧水をとって指でなじませていきます。
④肌が十分に潤ったと感じれば終了です。

またビタミンC誘導体は、くすみ予防にも効果があるので、紫外線が多い夏だけや、きになる箇所にだけではなく肌全体に塗ってあげることをおすすめします。

ビタミンB12を摂取しよう

ビタミンB12は赤血球の生成に関わっています。

血球が不足すると肌がくすむなどの症状が現れ、過不足は命にも関わります。

赤血球に働きかけるビタミンB12とビタミンCをあわせて摂取すれば、血管と血液の機能が正常になります。

そうすることで血行の流れも良くなりより美肌に近づけます。

くすみができないようにするには?

くすみは大きく以下の種類に分けられます

・紫外線によるくすみ
・乾燥によるくすみ
・結構不良によるくすみ
・古い角質が積み重なってできるくすみ

それぞれのくすみ別に対処法を紹介します。

紫外線によるくすみ

紫外線を浴びると、肌の中にメラニンが生成されます。

普段は体外に排出されますが、大量の紫外線を浴びると、排出されきれない大量のメラニンが生成され、肌に残ることでくすみ、シミとなります。

なのでしっかしとUVケアをしておくことが重要です。

乾燥によるくすみ

乾燥した肌はきめが乱れている状態。

肌表面の乱れたきめが細かな凹凸をつくり、それが影となることで、全体的に暗くどんよりとした印象を生みます。

加齢で肌の保湿力が低下しがちなので、しっかりとした保湿ケアが重要です。

結構不良によるくすみ

血行不良によって血液やリンパの流れが悪くなると肌の細胞に十分な栄養分が行き届かず、老廃物が溜まってしまいます。

その結果、目の下のクマやくすみとして肌に現れます。

スキンケアのときにマッサージを加えると同時に、適度な運動、バランスのとれた食事を心がけるなど血液の循環を良くする習慣を取り入れることをおすすめします。リンパマッサージもおすすめです。

古い角質が重なってできるくすみ

古い角質が排出されずに肌の表面に残ってしまうと、肌がゴワついて見えてしまいます。

しかし古い角質を落とそうとゴシゴシ洗顔してしまうのは逆効果。

肌への摩擦によってくすみが悪化するだけでなく、シミや肌荒れに繋がる恐れがあります。

まずは保湿を心がけてください。

使用する化粧品もヒアルロン酸・コラーゲンなど美肌効果があるものが入っているものを選ぶとよいでしょう。

以上が大まかな肌荒レノ原因ですが、くすみができる原因というのはたった一つではなく、上記にあげた様々な要因が複雑に絡み合うことで生まれます。

できれば、ケアできる部分は一つとは言わずより多くのポイントに目を向けていただければ幸いです。

もっと根本的にくすみを治療したい方のために

くすみのケアに大切なのは、化粧品だけでなく普段のスキンケアや食べ物などにもあります。

ここでは、効果の高いと呼ばれる方法も紹介します。

UVケアをしっかりと

紫外線ダメージはほんの数分浴びただけでも肌に蓄積します。

紫外線によっては窓ガラスを通過するものもあるので刺激の少ない低SPF値のベースなどを選びましょう。

日々のスキンケアの最後に使う習慣を組み込むことをおすすめします。

すでにできてしまった分には問題ないですが、新しくできないようにしておくことが大切です。

ハイドロキノン配合の化粧品を使う

ビタミンC誘導体の他にもハイドロキノンと呼ばれる美白効果の高い成分もあります。

ハイドロキノンは非常に肌への刺激も強いため、かなり慎重に扱う必要があります。

くすみを消したいなら医療レーザー

医療レーザーは都内でもやっている皮膚科も多いです。

シミやくすみへの直接的なアプリーチでもあります。

クリニックによっては、料金プランがかなり異なることが多いため、十分に注意が必要です。

美白には色々な手段がありますが、肌質や、改善ポイントは人によって異なるため、自分に最も合った方法を探してください。

まとめ

いかがだったでしょうか。

ビタミンC誘導体はシミやくすみに効果的なので、使用量と使用法を守ってお肌の改善に利用されることをぜひおすすめします。